コーヒーとトーストの世界

昭和40年代に食堂を営んでいた我が家では、週に一度日曜の朝だけが家族全員そろっての朝食だった。
そこに必ず並ぶのは、トースト(多分今でいう八枚切り相当の薄い食パンだったと思う)、薄焼き卵(薄く焼いた卵を八等分にピザ状に切ったやつ)、八枚パックの薄切りハム、レタス、そしてネスカフェのインスタントコーヒー。子供の僕は、当然のように牛乳で溶かしたり、もしくは粉末ミルクの「クリープ」や「ニド」と砂糖をたっぷり入れた子供用コーヒー仕立てで飲んでいた。焼いたトーストに、マーガリンを塗って、レタスを敷いてその上に薄いハムを載せる。その上に薄切り卵を載せたら、軽ーく塩コショウを振って、二つ折りにしてほおばる。そのあとのコーヒーがたまらなかったんだ!!そういえば、今なんでその食べ方してないんだろ??すっかり置き去りにしていた食べ方。そうか💡あの食べ方は、僕の中でインスタントコーヒーとの組み合わせだったんだ!今は、もう飲むことのなくなったインスタントコーヒー。